date: 2009年03月03日

subject: はじめに



私たちの出会いは、『京都で、きもの』という雑誌でした。今はもう刊行されていませんが、京都発のきもの雑誌というコンセプトで、ほぼ同年代の編集者がワイワイと頁をつくっていたのです。

この雑誌でそれぞれ仕事として「きもの」というテーマに取り組んできましたが、私たちは個人的にも、ちょうどきものの世界の楽しみを知りつつありました。

きっかけは和の稽古事だったり、突然目覚めたりと、さまざまでしたが、洋服とはまったくちがった着こなし方やコーディネート法、色や文様、しきたり的な約束事などもふくめて、きものにはおとなのたしなみが必要とされるところに、日本の知性を感じたのだと思います。
自身が並々ならぬ好奇心を抱いていたことが、仕事とシンクロしたのですから、集中的にきものにのめりこみました。

そののち、この雑誌は残念ながら休刊となり、3人とも別の道を歩きはじめることになりました。
けれど、その雑誌がなくなったあとも、私たちはきものについて情報交換をしたり、互いのきもの観を話すようになっていました。
それどころか、仕事関係を離れると、プライベートのきもの生活について打ち明けやすくなって、京都と東京間で、週に何度も長文メールが飛び交うなど、ますますヒートアップしたのです。

昨年のある日。1人がいいました。

「この3人のおしゃべりメールを公開してみない? 私たちの日頃のきものの疑問は、きっと特別なものでないはず。リアルな30、40代のきもの談義に共感してくれる方がきっといると思うの」

それが、このブログをはじめるきっかけです。
今、いちばん知りたい現実的なきもののルールを中心にして、ひと月に1テーマずつを掲げ、3人で話し合ってみたいと思います。

役割的には、植田伊津子が凝り性の長女、樺澤貴子がおしゃまな次女、じっと上の2人を観察して賢い選択をする三女の佐藤文絵……という感じでしょうか。

おそらく話があちこちに飛んでしまうこと必至ですが、皆さまのきもの生活の参考になりましたら幸いです。

2009年3月吉日
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