date: 2010年05月30日

subject: 足袋を傷めない工夫

from: 佐藤文絵



先日教えていただいた足袋の繕い、さっそくやってみましたよ。わりと大きな5ミリくらいの穴が空いてしまった箇所には当て布をしてチクチク(袷になっているその間に当て布を入れ込んでみました)。小さめの穴は植田さん方式で糸だけで繕ってみました。
ただあまり上手にできておりません。写真を載せたいところですが、まだ恥ずかしい感じ。家の中で履くならいいけど、出掛けるのはちょっとなあという仕上がりです(涙)。う〜ん。もう少し修行が必要です。

ところで、すでに空いてしまった穴は仕方がないけれど、まずは穴を未然に防ぎたい。先週はお茶会の手伝いをさせてもらったので、いくつか気をつけてみました。結果、かなり効果がみられました!

100530_1.jpg
お茶会で一日履きましたが、ほとんど無傷。


まずはちゃんと親指の爪を切ること。もちろん切り過ぎは注意。痛くなります(経験済み)。そして教えていただいた通りしっかりヤスリをかけました。親指の爪は他よりだいぶ厚いですよね。角を取って、指と爪ができるかぎりフラットになるようにしました。これは本当に重要だと思いました。
それから実験的に親指の爪先に“メクリッコ”を被せてみました。メクリッコ、わかりますでしょうか。文房具です(笑)。

100530_2.jpg
事務方の必需品、メクリッコ。これを爪先に。ちなみにサイズはSからLLまで揃ってます。足の親指にはLLがよろしいかと。


爪先がとんがっているから、そこだけ擦れて綻びが生じます。足袋を履く前に爪先をちょっと何かで覆ってあげるとだいぶ違うように思います。メクリッコはきっちり固定されるところがよいのですが、やっぱりカッコ悪いでしょうか(笑)。足袋にゆとりがあるなら化粧水用のコットンや脱脂綿のほうがいいかも。
植田さんからは、足袋のサイズを少し大きめにすることでダメージがある程度緩和されるかもとのアドバイスもいただきました。私は銀座むさしやさんの〈23.6cm〉の〈甲高〉を履いているのですが、かなりぴったりしています。今度はひとつ大きめのものを試してみますね。


さて、そんな足元の涙ぐましい話はさておき、茶会の日のいでたちはこんなふうでした。

100530_3.jpg
色無地に唐織の袋帯を合わせました。袷のさいご、単衣直前の5月末だから、軽めの色合いに。この季節は綸子の帯揚げが気分に合います。


5月末というと、無理して袷を着るかそれともフライングかと頭を悩ませるものだけど、とても涼しい日でしたので袷でちょうどよかったです。ただし長襦袢はすでに単衣。半襟はセオリーどおり塩瀬、帯揚げは縮緬を避けて綸子にしました。

まもなく6月。衣替えですね。毎年のことなのに、今は何だったっけ?とテキストなどをよく見返します。このブログでもちょうど一年前に「衣替え」について取り上げました(→5月 衣更え・お手入れ)。
単衣の帯合わせについてご質問が届いています。私も春単衣から盛夏、秋単衣までは、帯合わせをよく悩みます。次回はそんな話題になりましょうか。
COMMENT
POST A COMMENT
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

TRACKBACK
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。